奥州菜美どり
植物の栄養がたっぷりで安心の美味しさ、ベジタリアン・チキン。
特長
菜美どりは、鶏肉嫌いの原因になる独特のにおいを低減するために、後期は動物性タンパク質を含まない飼料を使用しています。匂いが少ないことに加えて、一般鶏に比べて脂肪融点が低いため、冷めても柔らかいという食感を実現しました。
さらに、品質劣化を防ぎ高い栄養価を含むビタミンE、リノール酸、リノレン酸といった、私たちの健康に好影響を与える成分が多く含まれるなど、他の鶏肉にはない素晴らしい特徴を備えています。
- 原産地
- 岩手県
- 品種
- チャンキー(イギリス)またはコブ(アメリカ)
- 日齢
- 57~59日齢中心
- 飼料
- 後期飼料・仕上飼料は動物由来のタンパク質を含まない飼料です。
仕上飼料には、ビタミンEを強化配合しています。
※飼料中に抗生物質・合成抗菌剤等は添加しておりません。
おいしさのデータ
ビタミンEの効果
菜美どりの肉には一般の鶏肉に比べ、もも肉で約5倍ものビタミンEが含まれています。
- 動脈硬化を引き起こす原因とされる肉の酸化を防ぐ。(酸化物質が一般鶏肉に比べ、より少なく改善されている)
- 組織細胞を強化するため、ドリップが減少
- 酸化防止の効果があるため、肉色が混色しにくい
体にもおいしい
むね肉・もも肉は、五訂食品標準成分値に比べて、低カロリー・高タンパク質・低脂質・低コレステロール・高ビタミンEの傾向をしめしました。
※成分の比較は、平成15年1月に(財)日本冷凍食品検査協会に依頼し、分析した結果を基にしています。
きまじめ気質
POLICY1 「自然に近い飼育を心がけております。」
- 抗生剤を使用しない
- 徹底的な衛星管理が、抗生物質を使用しないで飼育することを可能にしました。また、当社向け飼料に抗生物質が混じることがないよう飼料会社をチェックしています。
- 徹底した防疫
- ネズミ等を鶏舎に侵入させないため、鶏舎の開口部にはすべて侵入防止ネットを張り巡らせています。
人間が農場に入場する場合においても、車両の消毒や長靴の履き替えなど、徹底した防疫体制を施行しています。
- 飼料はトウモロコシが中心
- 当社では「菜美どり」「みちのく赤鶏」の後期飼料への動物性タンパク質をゼロに。その他の銘柄で後期飼料は5%以下に抑え、鶏肉特有の臭みを軽減しています。
- 自然な光と水を
- 当社では、日光が差し込む自然換気式の解放鶏舎が大半です。もちろんケージなど使用せず、のびのび移動できる平飼い方式100%です。また、山岳地帯という立地を生かし、自然地下水を鶏に与えています。
POLICY2 「トレースバックを推進しています。」
- 作業日報によりトレーサビリティを強化
- 当社では品質統轄部を立ち上げ、いち早くトレーサビリティへの取り組みを開始。全鶏舎(約1000鶏舎)毎に、日報の記録を義務化。万が一何か疑問点があった際、迅速に答えられる体制が整っています。
- 一貫生産体制
- 当社では、赤鶏を除く雛の自社生産比率をほぼ100%整えました。また、飼育農場の大半が直営農場です。その飼育農場の玄関口には看板を設置し、飼育銘柄や飼料会社を常に表示。
POLICY3 「鶏糞は大地に還元しています。」
- 自然循環型農業を奨励
- 当社では「菜美どり」「みちのく赤鶏」の後期飼料への動物性タンパク質をゼロに。その他の銘柄で後期飼料は5%以下に抑え、鶏肉特有の臭みを軽減しています。